強迫症(強迫性障害)・関連症群(醜形恐怖症、皮膚むしり症など)、社交不安症の方を対象にした3日間集団集中治療(略称3DI)の62回目を2024年10月25日(金)から10月27日(日)に行います。 集団集中治療に参加するためには、事前に原井クリニックにて診察などを受けていることが必要になります。詳細は原井クリニックに電話でお問い合わせください。
プログラムの詳細については添付の資料をご参照ください。3日間集団集中治療案内
9月の3日間集団集中治療の参加者は男性4人、女性1人。年代は10代1人、20代2人。30代1人、60代1人でした。お一人は5年越しで、ようやくこの治療に参加されました。どなたも長い間の強迫との共存があり、強迫がアイデンティティの一部にもなっていました。どこからが病気でどこからが正常なのかの線引きができないことは病気の悩みの一つです。集団療法のメリットは、他人を観察することで自分を客観視できるようになり、自分の何を変えるべきかが分かることです。今回は、内科的には異常がないのに咳や動悸、頻尿が続くといった身体症状で悩んでいる方があり、これも強迫の一部であることがわかったことが収穫でした。