一般書(著者・訳者)

醜形恐怖症の人向け

【読む常備薬】図解 いちばんわかりやすい 醜形恐怖症: 自分の容姿が許せないあなたに寄り添う本(河出書房新社)2022

強迫症の人向け

【読む常備薬】図解いちばんわかりやすい強迫性障害: 強すぎる「不安」と「無意味な行動」の断ち切り方(河出書房新社)2021

図解やさしくわかる強迫性障害(ナツメ社)2012

 

 

強迫性障害に悩む人の気持ちがわかる本 講談社 (2013)

 

 

強迫症/強迫性障害(OCD) 考え・行動のくり返しから抜け出す (健康ライブラリーイラスト版) 講談社(2023)

 

 

やめたいのに、やめられない (強迫性障害は自分で治せる)マキノ出版 (2013)

うつ・不安・不眠で悩む人向け

「不安症」に気づいて治すノート(すばる舎)2016

うつ病とパニック症、全般不安症、社交不安症、強迫症を並べて比較できるようにした本です。セルフモニタリングなどの自己治療の仕方も紹介があり、ワークブックとしても使えます。自分が何で悩んでいるかわからない、という人にっては良い手掛かりになるはずです。今は冊子体が売り切れになり、電子書籍のみ購入可能です。

うつ・不安・不眠の薬の減らし方 単行本 (秀和システム) 2012

素人にもわかる臨床疫学と行動薬理学を目指しました。決断樹に基づく決断サポートは類書にはないでしょう。しかし、アマゾンなどの書評で見るように、多剤大量処方を声高には非難しないという態度に対して批判を受けました。また高木兼寛が練習艦”筑波”で行った世界初の臨床試験を取り上げるなどして一般人に臨床疫学をわかってもらおうとしたが、結果的には上滑りになり、販売は振るわず、初版で絶版になりました。
向精神薬の行動薬理学を一般向きにまとめた本はこの本ぐらいしかありません。古本で入手可能です。今は評価が上がっています。

「不安症」でもだいじょうぶ  (さくら舎) 2024

「不安症」に気づいて治すノート(2016)と内容がかぶりますが、行動経済学など新しい心理学の情報も取り込まれています。家族間コミュニケーションの問題を最後に扱っています。高齢の親が病気不安に囚われ、家族がその相手に疲弊しているという方に役立つ内容が最後に盛り込まれています。

翻訳

アトゥール・ガワンデ

ガワンデ『医師は最善を尽くしているか』医療現場の常識を変えた11のエピソード(みすず書房)2013

 

ガワンデ『死すべき定め』死にゆく人に何ができるか(みすず書房)2016

 

漸進主義は現代医療のヒーローだ 1,2,3 月刊「みすず」8,9,10月号 2017
原題 The Heroism of incremental care, The New Yorker, Jan 23, 2017.

ダニエル・オーフリ

患者の話は医師にどう聞こえるのか
ダニエル・オーフリ (著), 原井 宏明 (翻訳), 勝田 さよ (翻訳)

 

 

 

医療エラーはなぜ起きるのか―複雑なシステムが患者を傷つける
ダニエル・オーフリ (著), 原井 宏明 (監修), 勝田 さよ (翻訳)

 

ギャヴィン・フランシス

人体の冒険者たち――解剖図に描ききれないからだの話
ギャヴィン・フランシス (著), 原井宏明 (監修), 鎌田彷月 (翻訳)

 

 

人体は流転する
ギャヴィン・フランシス (著), 原井宏明 (監修), 鎌田彷月 (翻訳)