原井宏明 (1992) 第15章森田療法と行動療法 一部分から全体へ一:森田療法を超えて―神経質から境界例へ. 内村英幸 編 (pp. 249–268). 東京: 金剛出版

内部感覚エクスポージャーを使った事例報告としては、私が知る限り日本語では初めてのものだろう。またこの事例はその後の35年間―私の年齢で考えれば、考えられる限りの最長―のフォローアップができている。そちらもいずれ紹介したい … 続きを読む

2020年9月末に原井の著作集2冊目「認知行動療法実践のコツ」が金剛出版から出ます

著作集の第2弾がでます。第1弾の対人援助職のための認知・行動療法―マニュアルから抜けだしたい臨床家の道具が2010年でしたから、10年間で1冊のペースになるのでしょう。 緒言を原田誠一先生からいただくことができました。カ … 続きを読む

日常生活に役立てる行動の科学 2010 とらわれからの自由 No.6 p3-11

学習心理学とは 出来事を説明し、新しい方法を考え出すためには「理論」が必要です。日常の言葉や常識だけで説明していたら、画期的な方法を考え出すことはできません。1950年代に学習心理学を心の病気に応用することから行動療法が … 続きを読む

草稿:不安障害の認知/行動療法 心身医学 2011

不安障害の認知/行動療法 心身医学 51(12), 1071-1078, 2011-12-01 [1]はPavlovの発想を広げ,「皮質内蔵生理学」を提案した。彼はベルや図形のような外部からの刺激だけでなく,体で感じる温 … 続きを読む