原井宏明. (2002). 慢性の経過をとる患者に対する精神医学的マネージメント,上島国利,中根允文 (編), パニック障害治療のストラテジー (pp154–164) 先端医学社

表題      慢性の経過をとる患者に対する精神医学的マネージメント 著者名    原井 宏明 所属       国立療養所菊池病院臨床研究部 Title Coping with chronic course of pa … 続きを読む

日本動機づけ面接学会(JAMI)第12回大会2024年3月17日 展開し続ける認知行動療法に統合はあるのか?

抄録 展開し続ける認知行動療法に統合はあるのか?パニック症に対する認知行動療法のメタアナリシスから統合の意義を問う 発表者 原井宏明 所属 原井クリニック ㈱原井コンサルティング&トレーニング 2024/03/1 … 続きを読む

原井宏明 (1992) 第15章森田療法と行動療法 一部分から全体へ一:森田療法を超えて―神経質から境界例へ. 内村英幸 編 (pp. 249–268). 東京: 金剛出版

内部感覚エクスポージャーを使った事例報告としては、私が知る限り日本語では初めてのものだろう。またこの事例はその後の35年間―私の年齢で考えれば、考えられる限りの最長―のフォローアップができている。そちらもいずれ紹介したい … 続きを読む

不安・強迫における支持的精神療法・動機づけ面接とは?ランダム化比較試験におけるプラセボ反応から 2023年6月24日日本精神神経学会学術総会

シンポジウム82:不安症、物質使用症、摂食障害を支持的精神療法で治療するには、何が必要か? 6/24 8:30から10:30 E会場 不安・強迫における支持的精神療法・動機づけ面接とは?ランダム化比較試験におけるプラセボ … 続きを読む

動悸・息切れをきたす精神科疾患 総合診療(JIM), 25(1), 46–47. 2015

原井宏明 Question & Answer Q:積極的な治療を始めるタイミングは? JIMノート1 パニック障害 A:動悸や息切れは発熱と同じようなポピュラーな訴えです。パニック障害としてすぐに積極的な治療を開 … 続きを読む

治療感想文「30歳主婦 吐き気恐怖」パニック症 30代女性 2007年

私は30歳の主婦です。 1998年に結婚し、2007年現在8歳の長男、4歳の次男、3歳の長女の母親です。 2004年5月 私が「体調が何かおかしい」と気づいたのは長女を出産して3ヶ月ほど経ったころでした。 家族で車に乗っ … 続きを読む

治療感想文 パニック症  30代男性 2007年

はじめに 治療の段階において、大きな山場を乗り越えた感じがありますので感想文という形で、文章に致します。治療には関係のない内容もあるかとは存じますが、素直に書き出したいとの思いから書かせて頂きます。 主治医をはじめ病院の … 続きを読む

精神療法についての個人的感想―34年前の私の症例報告から 精神療法 Vol.48 増刊9号113-120 2022

30年を超える関わりがあるパニック症の事例についての報告を書きました。最後はこのように締めくくっています。 改めてT次の年賀状を見ていて,自分が行ったことで、役立ったことを振り返ると上記の文章が見事なまとめになっているこ … 続きを読む

2020年9月末に原井の著作集2冊目「認知行動療法実践のコツ」が金剛出版から出ます

著作集の第2弾がでます。第1弾の対人援助職のための認知・行動療法―マニュアルから抜けだしたい臨床家の道具が2010年でしたから、10年間で1冊のペースになるのでしょう。 緒言を原田誠一先生からいただくことができました。カ … 続きを読む